性病(STD)検査は、今や郵送でも受けられる時代ですね。医療機関に行く必要がなく自宅で手軽に検査を受けられます。その他にも、医療機関・保健所での検査も可能です。
では、医療機関と郵送、保健所での検査。どこでするのが一番いいのでしょうか?3つをさまざまな条件で比較してみました。あなたのTPOに合わせて選んで下さいね。
性病検査の比較一覧
検査キット | 医療機関 | 保健所 | |
検査項目 | 多い | 多い | 普通 |
検査料金 | 約4000円~ | 保険適用かによる | 無料 |
検査の速さ | 2~3日 | 1週間ほど | 1~2週間ほど |
検査の正確性 | 正確 | 正確 | 正確 |
検査結果確認方法 | WEB | 再診 | 再診 |
対応日 | いつでも | 要予約 | 指定日時 |
気軽さ | あり | なし | なし |
匿名 | 可能 | × | 可能 |
性病治療 | 出来ない | 出来る | 出来ない |
保健所
保険所での最大のメリットは無料で検査を受けられるという事です。性病検査は結構お金がかかってしまいます…。なので金額重視で選ぶ方には保健所はおすすめです。
しかし、クラミジアや淋病の検査は「HIV検査」とセットで受ける必要がある所が多いようです。他の検査はしなくてもいいのに…と手間に感じる場合もあります。
また、即日で検査結果が出ない項目は再度保健所へ結果を聞きに行く必要があります。保健所は土日祝は開いていないので、働いている方などは平日に行かなくてはいけなくなり、デメリットになります。
検査結果が陽性(感染していた)場合、保健所では治療ができないため、医療機関を受診する必要があります。
医療機関
医療機関での検査だと、保険適用で検査をする場合は1項目あたり3〜6000円+初診料+再診料で受けることが出来ます。性感染症に感染していた場合もそのまま治療に進めるので、検査キットや保健所での検査よりスムーズに行えます。
しかし、保険適用になるのはあくまでも自覚症状が出ていて医師が必要と判断した場合のみになるので、保険が適用されなかったら非常に高額の検査料金になります。
また、保険適用で検査を受けれた場合は保健所を使用するため、医療機関名が記載された書類が家に届きますので、家族にバレる可能性があります。
すでに性感染症の自覚症状が出ている場合には初めから医療機関を受診する事をオススメします。
検査キット
検査キットの場合は検査項目も多く、費用も自分の検査したい項目から選んでするため、あらかじめ決まっています。検査結果の出るスピードは早く、WEBでの確認となるため、医療機関や保健所のようにもう一度結果を聞きに行く必要がありません。
匿名での検査が可能で、検査を受けたい!と思ったらすぐに受ける事ができます。当日の15時までに入金確認ができた場合には、即日発送してくれます。しかし、郵送検査は検査止まりになってしまうので、性感染症と検査結果が出た場合には、医療機関を受診する必要があります。そこは少しデメリットになりますが、提携している医療機関を紹介してくれます。もちろんその他の近くの医療機関を受診する事も可能です。
ハッキリとした自覚症状が出ていない場合や、家族や友人にバレたくない、医療機関に行く時間が取れない方などは検査キットがおすすめです。
どれを優先するのかで決めよう
【病院】・【保健所】・【検査キット】
どれで検査を受けるのかは、あなたの現在の状況に合わせて選ぶことをオススメします。それぞれメリットとデメリットの両方があります。どれを優先するかで決める事であなたに合った検査方法が決まると思います。
保健所での検査が向いている人
・コストをかけたくない
・平日保健所に行く時間がある
・複数の検査も苦ではない
医療機関が向いている人
・すでに自覚症状が出ている
・医療機関で検査を受けたい
検査キットが向いている人
・出来るだけ低コストで抑えたい
・医療機関などに行く時間がない
・今すぐに検査をしたい
・結果を早く知りたい
・匿名で検査を受けたい
・誰にもバレずに検査を受けたい
・自分のしたい検査のみをしたい
・不特定多数と性行為をしている
まとめ
性感染症に感染したかも…と感じた場合にはずっと不安で過ごしていますよね。しかし検査を受けてみないと結果はわかりませんし、不安なまま過ごすもはしんどいものです。思い切って検査を受けてみたら、結果は陰性(ー)だった!と安心できるかもしれません。
検査も医療機関や保健所、検査キットと受けられる方法はありますが、今回紹介したそれぞれのメリットとデメリットをふまえた上であなたに合った方法を選択してくださいね。
検査キットでする場合には、個人的にGMEの検査キットがおすすめです。低価格で対応も早く、安心して検査を任せる事ができます。